2012年07月05日

牛タンとタイム風味のビネグレット

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内臓肉、いわゆるホルモンだが、焼く、煮る、炊く、といった料理法が一般的だ。

数年前に、京都にあるフレンチの名店で近江牛タンとテールを持ち込んで
料理してもらったことがある。

私の中でタンといえば、塩胡椒して焼いてレモンを絞るぐらいしか想像がつかなくて、
テールも同様で、スープにするか輪切りにして焼くぐらいしか思いつかなかった。

ところが、料理されてでてきたのは私の発想にはないものばかりだった。

内臓料理のおもしろさは、部位によって食感が大きく異なることから
フレンチやイタリアンのシェフ達にかかると、とんでもない料理がでてくる。

それぞれの部位を生かしつつ、それをレストラン料理として昇華させるために
固定概念にとらわれずに、オリジナリティ溢れる発想力で私たちを驚かせてくれる。

写真は、「牛タンとタイム風味のビネグレット」だ。

爽やかな白ワインと合わせると、なんともいえない心地よい食感が夏を迎える
この時期にはピッタリだ。






posted by niiho at 16:21| ホルモン