昨日は倉敷にある水辺のカフェ三宅商店へお邪魔した。
MAIDOMAIDO-internationalのイベントだったのだが
定休日のところをOPENしていただき感謝。
MAIDOMAIDO-internationalとは(→クリック)
「三宅カレー」がとにかくうまかった。
実はカレーは好きなのだが苦手なのだ。
なにをワケのわからんことを・・・
と突っ込まれそうだが、食べ終わった後の太りそうな感じが嫌なのだ。
胃もたれして霜降り肉を食べすぎた後と似ている。
その点、三宅カレーは食べ終わったあとも体が軽かった。
あっさりとして特製カレーに玄米も体に良さそうだ。
カレーといえば、当店でも「近江牛専門店が極めたカレー」を
販売しているがコンスタントに売れ続けている。
1箱1050円なので気軽に食べられないとの声をたくさんいただくのだが
ちゃんとした(意味深だが)近江牛を使えばどうしてもこれくらいの価格になってしまう。
ミンチを使ったキーマカレーでも1箱735円と高めの設定だ。
こちらも順調に売れ続けているのでしっかりとファンがついてくれているようだ。
さて、三宅カレーを食べた後は、林源十郎商店へ。
ここで私が注目したのは、こちらだ。
「koji 100」
要は甘酒なのだが、あまりにもおいしかったので1本買った。
もし、ラベルが「あま酒」だったら、いくらおいしかっても
手荷物が大嫌いな私は間違いなく買わなかっただろう。
店主の説明はこうだ。
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2012年夏、懐かしくて新しい夏の健康飲み物として誕生しました。
米こうじのみ(100%)を使った、栗をすりおろしたような香りとすっきりとした
こうじだけの甘みが新鮮な甘酒です。
甘酒と聞くと、冬の温かい飲み物、独特の匂いが苦手、アルコールが入っているのでは…
というイメージがあるかもしれませんが、甘酒はノンアルコールで、実は夏の飲み物なのです。
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8月販売時のテキストなので夏向けになっているが、間もなく冬用に変わるだろう(たぶん)
当初は甘酒として販売していたらしく、イマイチの売れ行きだったそうだ。
それが「koji 100」としてリ・デザインしたら売れだしたそうだ。
もちろん「おいしい」からリピートもされるだろうが、手にとる“きっかけ”としては
「甘酒」より「koji 100」というネーミングと懐かしさを残しつつリ・デザインした
ブランディングだろう。
当店にもネーミングを変えてヒットした商品がある。
霜降りモモすき焼き用だ。
上質なモモ肉には、サシが入る場合が多いのだが
一般的には「モモ肉=赤身」というイメージがあり、クレームをいただいたことがあった。
お客さんの言い分はこうだ。
サシが入っているのでロースではないのか?
ということだった。
説明してご納得はいただいたのだが、それならいっそのこと
マイナス面をそのままネーミングにしてしまおうと「霜降りモモすき焼き用」と
リ・デザインしたわけだ。
もちろん、その後はクレームは一切なく、売れ筋の商品に成長したわけだが
味に自信があってもイマイチ芳しくない商品は、ネーミングやパッケージを
リ・デザインすることで生まれ変わることがあるといった事例である。
当店には他にもこのような商品がある。
脂が多すぎてクレームになった小腸(コプチャン)を
“あぶらホルモン”としてネーミング
もつ鍋が売れる時期のみの限定ネーミング
“もつ鍋に入れたらおいしいホルモン”
とまぁ、そのままやん!という名前の商品名がたくさんある。
分かりやすくて商品説明が省略できるのでシンプルなプレートで
展開できるのがうれしい。
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