2012年11月06日

ハンバーグのことをもっと考えないと

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親戚の叔父が東京から来るというので忙しい家族を代表して私が接待することになった。

知人がやってるステーキハウスで、叔父はフィレステーキ、私はハンバーグを頼んだ。
柔らかいね、おいしいね、という叔父の顔を見ているとうれしくなった。

あいにく知人はいなかったのだが、シェフが焼いてくれた。
この店はステーキハウスでありながらハンバーグが有名で雑誌やテレビでも度々紹介されている。

しかし、この日食べたハンバーグは肉が硬く全体的な味も薄くてソースで食べている感じだった。
つまり、いつもと違う味で満足したとまではいかなかった。

とはいっても他所のハンバーグと比べると断然うまいのだが・・・。

翌日、知人からメールが送られてきた。

ハンバーグを食べていただいたみたいですが、実は今回あまりできばえが良くなくて
シェフにダメ出ししていたところなんです。私が言うまでもなくお気づきになられたとは
思われますが、また作り直させますので今度は招待させてください。

といった内容だった。

私が言うまでもなく、これはシェフのプロ意識の低さに問題アリでしょう。

当店でもハンバーグを販売しているが、同じ分量の調味料を入れて作っても
毎回味が均一しない。

原因は、肉にあるのだが脂が少しでも入れば当然赤身主体で作った時よりも
味が変わってしまう。もちろん逆もしかりで何度も何度も味見をするわけだ。

販売するにあたっては一定基準をクリアしなけらばいけないのだが
すべて破棄することも少なくない。

人前に出せる出せないは、真剣にハンバーグを作っているかどうかだと思う。

そのためには夢にでてくるぐらいハンバーグのことを考えないと。


posted by niiho at 18:05| 商品