2012年06月18日

6月30日までのご予約に限り早割適応

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・・・早割


「早割」「スーパー早割」「ネット割」などなど、世の中には様々な割引がある。
かくゆう私も航空券やホテルの予約で度々お世話になっている。

お中元やお歳暮の時期になると、数ヶ月前から百貨店やスーパーでは
「早割」の垂れ幕がかかり始める。

ネットでは垂れ幕ならぬバナーが目立つ。

さて、この早割だが、私も個人的には利用するのだが、
過去24年遡っても、当店では早割サービスをしたことがない。

理由は別にないのだが、もしかすると実施する意味を感じなかったのかも。

早く注文が欲しい、確約させたい、注文数を把握しておきたい
早割は店側が売るがための「早めの仕掛け」であり、あくまでも店側の都合ではないか?!

そんなひねくれた(笑)考え方をしていたのかも知れない。

本日、パソコンをONするとお中元の問い合わせが1通届いていた。

送信者は、当店がホームページで牛肉を販売し始めた頃からのお客様だ。
この方は、自分用の肉を頻繁に購入されるわけではないのだが、夏と冬のギフトに関しては
10年以上も当店の近江牛をご用命いただいている。

10年も取引が続くと、お送りした先様のお名前と前回お送りした商品を
記憶しているから履歴を見なくても返事ができる。

送り主も毎年同じものではなく、今年は何が良いかと問い合わせてくるのだ。

貰うほうも年々歳をとるわけだから咆哮も変化してあたりまえで
そのあたりも考慮に入れて、アドバイスさせていただく。

以前は、サシの多い肉が好きだったが、昨年末に手術してから
脂っこいのは食べれなくなったらしくて、今回は赤身肉にしようかと思っているのだが
ステーキがいいのか、すき焼きがいいのか・・・

とまぁ、こんな感じだ。


みなさん、こんなに真剣に先様のことを想って商品選びしているのだから
私もしっかり目利きして、食べておいしい牛肉を厳選しなければいけない。

その想いはスタッフにも伝播して、お客さまになにか還元したいと
店側の都合ではなく、お客様への感謝を込めての「早割」を初めて
実施させていただくことになりました。


・・・2012 夏のごあいさつ・・・
近江牛ドットコムのお中元ギフト 
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posted by niiho at 12:43| イベント

2012年06月14日

吟撰但馬系「プレミア近江牛」お披露目会

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10年後の畜産業界を担うイベント

私は今回の吟撰但馬系「プレミア近江牛」お披露目会は、
そういう位置付けでみている。

自分たちで牛を育てて食べるという行為は
究極の食育ではないだろうか。

そんなことを、きたやま南山の楠本さんと前々から話していた。

以前にも同じようなことを書いたが、
牛は産まれて8ヵ月あたりまでは、粗飼料を中心に与えてそれ以降は
穀物飼料を与える。

その穀物飼料は、ほとんど海外品に頼っているのが現状だ。
日本の食糧自給率は40%を切っているわけだが、厳密にいえば牛肉は日本で作られているが、
穀物は輸入品だから、これは自給食糧とは言えない。

牛にサシを入れるために、10年ほど前からビタミンコントロールという技術が流行りだした。
私は技術だとは思っていないが、ビタミンを欠乏させてサシを入れるというやり方だ。

牛の肥育にはビタミン剤を与えるのだが、必須栄養素であるビタミンA剤をカット
することにより、意図的にサシを入れるのだ。

驚くなかれ、カットしない場合との差は歴然なのだ。

ビタミンコントロールを行った場合、Aランクになる確率は高く等級は4〜5、
BMSは8以上になりやすいと言われている。

実際は、格付け基準が厳しくなってきているので、そのあたりは定かではないが
ビタミンAコントロールによって、牛の健康を損なうことも実際にはあるので理由はどうあれ
私は賛成しかねない。

そうやってサシを入れた牛肉が、いくらキレイな見栄えをしていても
おいしいとは思えないし、自信を持ってお客さまに販売することはできない。

冒頭にも書いたが、究極の食育は自分で育てた牛の肉を食べることだ。

利益もなにも考えずに、自分が食べるならということを前提において
2年前から、木下牧場さんでグラスフェッドによる飼育をはじめた。

自家産のサイレージ(粗飼料)を通常の2倍与えて、穀物飼料は与えない。
穀物の代わりに、地元でとれた米ぬかやおから、豆乳粕などを与える。

もちろん、ビタミンコントロールもしていない。
ただ、粗飼料をたっぷり与えて育てているので、穀物飼料で育てた牛と比較すれば
カロリーやタンパク質の量は違ってくる。

増体効率も明らかに劣るため、あまり大きな肉牛にはならない。

当然ながら、給与できるカロリーも少ないから、サシの量も期待できない。

それでいい。

飼料も水も環境も生産者もすべて知っている。
そして自分で食べる。

牛はもともと草食動物なので、自然のまま育てた結果として
サシがあろうがなかろうが、そんなことはどうでもいい。

おかげで、病気もせず、すばらしい毛艶で私が昔見たことのある
純粋な但馬の牛そのものに仕上がっている。

私は、10年後の日本の畜産のあるべき姿がこの牛のような飼育だと思っている。

7月19日、牛肉の新しい価値が生まれるイベントにぜひご参加ください。


posted by niiho at 13:28| イベント

2012年06月07日

プレミア近江牛試食会は「きたやま南山」にて7月19日に決定!

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国産飼料100%で育てている、プレミア近江牛のお披露目日時が決定した。

7月19日(木)に京都のきたやま南山にて開催されることになった。

2年前に、木下牧場さんに預けた2頭がようやく出荷の時をむかえる。

輸入飼料を一切使わずに、地元産の飼料だけで育てたスペシャルな近江牛は
小柄ではあるが、病気もせずに元気に育ってくれた。

自家産粗飼料は、エン麦+イタリアン、ソルゴー

配合飼料は、米ぬか、おから、豆乳粕、淡海酢粕、細米、粉砕麦、じゃがいも皮、紅茶粕

これらすべてご近所産なのだ。

黒毛和牛では、こうした飼養は飼料が揃わないのと採算が合わないのでだれもやらない。

それをあえてやる目的は、7月19日にお話しするとして、じつはもう1つフライングになるが
お知らせしたいことがある。

今回、プレミア近江牛を調理するにあたり、南山の精鋭スタッフの他に
南草津のイタリアン、サルティンボッカの木村シェフが参加してくれることになった。

木村シェフには3品のプレミア近江牛を使ったメニューをお願いしており
いったいなにがでてくるのか、いまから楽しみである。

現在、急ピッチで案内文など作成中だが、ぜひ7月19日はきたやま南山へお越しいただき
10年後の牛肉評価の基準となるべきプレミア近江牛を味わっていただきたい。


posted by niiho at 14:53| イベント